『グランディアオンライン』プレスカンファレンスレポート

①ゲーム概要
　

2009年5月20日、秋葉原UDXシアターで開催された『グランディアオンライン』プレスカンファレンスのレポートです。

■森下社長挨拶

まず最初に、ガンホー・オンライン・エンターテイメント（株）と（株）ゲームアーツの代表取締役社長を兼任する
森下一喜氏の挨拶から。ゲームアーツのロゴをあしらったシャツを着て登場。
『グランディア』はポートフォリオとしての重要タイトルの位置付けであること。
ガンホーグループの中でもゲームアーツは開発の中核であることなどを説明。
その後、歴代ゲームアーツ作品の紹介ムービーが流された。
先日、プレイステーションアーカイブスで配信開始された『グランディア』もダウンロード販売数が好調とのこと。
Wiiウェアで完全新作タイトルである『影の少年光の妖精（仮称）』を2009年秋に配信予定であることも伝えた。

■開発経緯

2004年　コードネーム『GO』発表
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2005年　『グランディアオンライン』発表　⇒　2006年　『グランディアゼロ』発表
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2008年　『オンラインゲーム革命ファンド1号』より開発・運営を受託

■開発体制

『グランディアオンライン』のための開発スタジオにガンホーとゲームアーツのスタッフを結集させて開発。
外部委託ではなくガンホーとゲームアーツがちゃんと作っているみたいです。

■開発コンセプト

『グランディアオンライン』は初代『グランディア』をリスペクト!!

グランディアファンのために。グランディアオンラインで遊んでくれる人々のために。
ずっと、遊び続けられる空間を提供する、というコンセプトで開発。
開発スタッフ自らもグランディアファンとしてファンに喜ばれるゲームを目指して制作しているとのこと。

■グランディアオンラインの世界
　

『エンジュール文明』　『精霊石』　『光翼人』

初代「グランディア」を継承しつつ新たな世界を作り出す!!
「グランディアオンライン」独自の世界観を創造。
　

■ストーリー
　

	少年と少女は、故郷を失った。村の全てが、人も動物も草花までも、突然石に変わったのだ。さらには、村の守り神とされていた石像が動き出し、少年と少女に襲い掛かる。窮地を救ったのは「リエーテ」と名乗る不思議な女性だった。リエーテの助けで石像を倒し、安全な場所に送られた少年と少女は、石化した村を元に戻す方法を探すため、冒険者になる決意をする。まだ見ぬ広い世界が、二人を待ち受けていた…
石化した村というと初代のカフーの里を思い出します。このあたりの設定も初代を意識しているのかも？ 1話、2話…と追加されていく「冒険」がテーマのストーリー。プレイヤーキャラが少しずつ物語の中心人物になっていくらしいです。

■プレイヤーキャラクター

プレイヤーキャラクターの種族は、『人間族』『コルタ族』『ラルガ族』の全3種類。
装備品はグラフィックに反映されるとのこと。
従来のシリーズでは反映されなかったのが欠点でもあったので改善されたのは嬉しいところ。
（もっとも現在のオンラインゲームでは当たり前の仕様になっているとは思いますが…）
種族による性能差は他のゲームに比べるとあまり無いとのこと。
ただしコミュニティ（集団）で何かイベントがある際などには種族による要素も絡んでくるらしい。
ちなみにキャラクターデザインはエミル・クロニクル・オンラインなどで知られるかわすみ氏。

●かわすみ氏個人サイト「ジャポニカ通信」

　

▼人間族
人間族には卓越した才能を持ち、世にその名を記すものも多く、世界に変革をもたらすとされている。
デザインはジャスティンとスーがベースになってるっぽいですね。

▼コルタ族（オープンβで実装予定）
コルタ族は、少し愉快な性格を持つが、気遣いや洞察力に長けており、人々から愛されている存在だ。
自然を愛し、精霊に最も近い種族と言われている。
体格のせいで装備できる武器が他の種族より制限される場合がある。

▼ラルガ族（年内実装予定）
ラルガ族は他の種族に比べて背が高く、男性は好戦的で気性も口調も荒い。
女性は知的で繊細というアンバランスさがある。
ちなみにこのイラストは子供の姿。成長するとさらに大きくなるらしい。プレイヤーが操作するのは子供となる。

■NPC（ノンプレイヤーキャラ）

リエーテとモゲ族はNPCとして登場。モゲ族は残念ながらプレイヤーキャラとしては使用できない。
リエーテはプレイヤーを導く重要な役割を持つキャラとのこと。

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